植物と暮らし

おかやま県民文化祭「編む」を聴く~倉敷いぐさの瓶かごづくり~に参加してきた。

久しぶりに伺う、ウームブロカントクラシキ美観地区店。

店長の岡さんが岐阜にいらした経験から、民族文化映像研究所の「草・つる・木の恵み」の上映からスタート。山の恵みを自らの手で採取し、暮らしの道具を作り出してきた手仕事の記録映像は、すでに消えてしまったそれを再現したものだそう。映像と、それに対する説明のシンプルな構成なのだけれど、出演されている飛騨高山の方たちはとても楽しそうで、どこか誇らしげで、観ている側に笑みが浮かぶ(時には声に出して笑ってしまう)ほどだった。人が自然と向き合い、植物の特性を深く理解し、たしかに共生していた時代があったのだと知る。

後半は、須浪享商店の須浪隆貴さんによる「瓶かご」づくりのワークショップ。醤油やお酒を購入した時に入れて帰ったという、瓶かご。用いられる七宝編みは、どこまでも続いていく縁起の良い編み方だそうで、い草の縄で編んでゆく。見た目とは裏腹に、何度か繰り返しても、何度も混乱。半分以上お力を借りて仕上げる。須浪さんの貴重な日本各地で作られたかご類や倉敷の花ござコレクションは、その変遷とともに興味深いことばかり。

地域の植生と密接に関わる手仕事。身近なものを活用する暮らし。自然体な営み。


ちくちく

お手元にある、捨てられない、手放せない、 思い出深いお洋服や布小物を、 あなたの想いをお聞きして、布ものの個性を生かして、 お直しをしています。 布もの通訳。

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