ちょっと不自由なワンピースで歩く

最近、自分の生活習慣の中に現れた変化がいくつかある。

そのひとつが、朝、自分の着たいと思う服を選べることだ。

徒歩圏内で用事を済ませられることが多いので、自転車に乗る必要のない日が、週の半分くらいできた。そうすると、スカートやワンピースを着ても、なんら生活に支障がない。自転車だと、生地が傷んだり、裾を巻き込むのが怖くて履けなかったから、むしろ自宅周辺で過ごすときの方が制約がなくて楽しい。

今日も、お気に入りのワンピースで歩く。脚にまとわりつく生地に、ペチコートが要るな、なんて思いながら、それでも心は弾む。

ライフスタイルが変われば着るものが変わる、というのは本当だ。でも、うれしい方向に変わったのは、社会人になって初めてかもしれない。

いや、むしろ、着たい服を選べるような生活をすることが、その人らしさとも繋がっていると思う。


ちくちく

お手元にある、捨てられない、手放せない、 思い出深いお洋服や布小物を、 あなたの想いをお聞きして、布ものの個性を生かして、 お直しをしています。 布もの通訳。

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