2022
明けましておめでとうございます。
2000年代に入ってから22年も経つなんて、毎年数字が増えていくだけのことなのに、全然慣れない。自分が生きている現在は、そこに本当に属しているのかしら。旧暦に沿って進むほうが、性に合っている気がするので、心の年明けは、もう少し置いておこう。
それでも、体は否応なしにお正月。新年を迎える準備は何もできていなかったけれど、北海道出身のシャケちゃんがいらしていて、北海道スタイルの年越しに混ぜてもらう。大晦日には年越しそばと手作りのお節。驚いたけれど、すごく良い。お節の華やかさが体に染み込んで、お酒もあって夜のまったりとした空気。元日にはお節の残りと、北海道のお雑煮。干し椎茸の戻し汁に、千切りにしたなると、大根、にんじん、椎茸、鳥もも肉、そこにせりも加わる。醤油ベースで、焼いたお餅を入れていただく。お餅が具材をまとい、全てが一体となって口に運ばれる。素朴で、しみじみ美味しい。大家さんのあたたかな計らいで、しあわせに年を越した。
ご近所の神社にさっと初詣に行き、いつも出遅れる年賀状を仕上げる。
今年は、「ちくちく」にありったけの愛情を注ぎます。躊躇わず、きらめくワクワクの粒を拾い上げて、たどっていく。恐るるなかれ。失敗なんてない。まずは、自分が楽しむこと。さぁ、頭の中で蠢くひらめきを、現してみよう。まだ見たことない景色が、その先にある。ちゃんと知ってるよ。
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