2022年11月ダーニングワークショップ

こちらでの告知が疎かになってしまいましたが、11月13日(日)、シモキタ園藝部さん主催で、東京でダーニングワークショップをさせていただきました。

企画してくれたこえびさんは、5年来の大好きな友人。夏くらいから話していて、植物染の糸を使うのはどうかな、という提案に、とてもワクワクしていました。植物染には興味津々だったけれど、なかなかチャレンジできずにいたので、ひらりと魔法で行きたかった場所に連れ出してもらったような気持ち。

月桃、玉ねぎ、ヨウシュヤマゴボウ、栗、紫蘇、桜など、用意してくれた糸は、どれもやさしい色合い。見ているだけでもうっとり。


つられて、わたしも植物染に挑戦。ご近所に咲いていたセイタカアワダチソウで、刺し子糸、モヘア糸、毛糸を染めて持って行きました。

下北沢駅から徒歩3分ほどの会場は、都会のオアシスと呼びたくなるような植物あふれる野原が目の前に広がり、自然光が入る気持ちの良い建物。風もよく通る。

友人も駆けつけてくれて、午前と午後の2回のワークショップは満員御礼。

ご参加くださった方は、ダーニングは初めて、という方から、慣れた手つきでサクサク進める方までそれぞれ。

もちろん、靴下、ブランケット、スカート、お子さんのジーンズ、アクセントを加えたいトレーナーなど、お直ししたいものもそれぞれ。

選んでくださる糸や質感で、植物の色が織りなす味わいが変わる。

柔らかい色と対照的に、いつも用意している糸たちは、その鮮やかさが際立つ。

これまた、それぞれの個性がきらりと光るところ。

振り返りながら、皆さんの美しい手元と、真剣な目線に、すっかり心奪われ、植物の色を身に纏えるなんて、なんと贅沢なことだろう、と、写真を眺めています。


東京での初めてのワークショップにドキドキしていたけれど、楽しむ気持ち満タンでいてくださる参加者のみなさまのおかげで、とても心地良い場になっていました。

これも、主催のこえびさん、サポートしてくださったひさこさんの、頼もしいお力添えあってこそ。


ご一緒くださったみなさま、ありがとうございました。

心から、感謝を込めて。

シモキタ園藝部さんのnoteに、この日のことをまとめていただいています。ひとりでは言葉にならなかった想いも、たくさん引き出してもらいました。ぜひ、ご覧ください。

ちくちく

お手元にある、捨てられない、手放せない、 思い出深いお洋服や布小物を、 あなたの想いをお聞きして、布ものの個性を生かして、 お直しをしています。 布もの通訳。

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